2000年 ライオンズクラブ世界大会

第83回ライオンズクラブ国際大会は、インターナショナル・パレードから、スタンシェリフ・アリーナでの開会式と、国際大会ならではの規模を誇るセレモニーとなった。大会スケジュールも、代議員会議や各種セミナーをはじめ、インターナショナル・ショウや晩餐会の開催など、目白押しである。我々は、パレード・開会式・晩餐会への参加をこなし、国際大会の公式日程を消化。折角のハワイへの旅であり、残す時間は、もっぱらハワイアン・ドリームの満喫である。豪華リムジンをチャーターし、ポリネシア文化センターを訪ね、名物ファイアーショウを見学。それぞれ想い出の一ページを飾りながら、オプショナルツアーの消化に務める。ハワイは、まさに日本のリゾートと化している。楽しみ方も様々である。ワイキキの浜辺を散歩するもよし、ショッピングを楽しむもよしである。我々は、ゴルフ組と観光組を編成。時にはゴルフ、洋上でのトローリングを楽しみ。カウアイ島への日帰り観光など、極めて盛り沢山である。投宿したミラマー・アット・ワイキキホテル、まさに眠るだけの場となった感じである。楽しみの時間は、あっと言う間に過ぎてしまうものである。ハワイ滞在の5日間は、瞬く間に過ぎ去ろうとしている。ホノルル滞在最終日、我々は最後の晩餐会を、大会本部の置かれているシェラトン・ワイキキのガーデンレストランで催すこととした。ワイキキの浜辺を望みながらハワイアンバンドの奏でるメロディは、いつか再びハワイを訪れようとの思いを、それぞれの心に焼き付けているかのようである。そんな折りしも、最高の場面を迎えたのである。ワイキキの海面に今にも日が沈もうとしていた時、我々の目前を、日本を代表する豪華客船"飛鳥"が船上イルミネーションを輝かせ、サンセットクルージングの雄姿を見せてくれたのである。何とも偶然の出来事である。国際大会に訪れた日本のライオンズメンバーに激励のメッセージを届けに来てくれたかのような感動と、興奮を我々に与えてくれた。ハワイでの最後の晩餐は"飛鳥"によって、締めくくられたと言っていいだろう。明日は日本の現実に引き戻される訳である。ご苦労さまでした。